私は同じ専門学校に通っていたクラスメートと、学校を卒業してからお付き合いしていました。でも私が就職した場所と、彼が就職した場所は離れていましたので、遠距離恋愛をしていました。彼が私が働いている場所に会いに来てくれたり、私が彼が働いている場所に会いに行ったりして、二人で居る時間を出来るだけ楽しむようにしていました。何度か一緒に旅行に行ったこともあります。二人で居る時間はいつも楽しくて嬉しかったのですが、別れる時にはいつも悲しくて寂しい気持ちになっていました。付き合い始める時から、遠距離恋愛になってしまうことは分かっていましたので、ある程度の覚悟はしていたつもりでしたが、やっぱり離れて暮らすのは寂しかったです。会いたい時にすぐには会えませんし、お互い、仕事をしていましたので、なかなか休みが合わなくて、会う日程を調整するのが大変でした。しかも私はオフィスワークでしたが、彼はサービス業でしたので、休みを合わせるのはもっと大変でした。そして遠距離恋愛が辛くなって、彼とのことを色々と考えました。でも会って一緒に居ると、やっぱり楽しい時間を過ごすことが出来ましたので、なんとか遠距離恋愛の寂しさを乗り越えようとしました。でも時間が経つにつれて、考え方が合わなくなってきたり、遠距離恋愛の辛さがどんどん積もって行って、結局はお別れしてしまいました。彼とは青春時代を共に過ごしましたので、良い思い出がたくさんあります。でもまだ若かったので、相手のことを思いやる余裕がまだなくて、それが原因でケンカになってしまったと思います。もう少し、私自身に余裕があれば、彼にもっと優しくすることが出来て、あのままお付き合いを続けることが出来たのではないかなと思います。遠距離恋愛をしていると、つい「会いたい」という気持ちが高まって、相手の事情を考えずに会おうとしてしまいがちだと思いますが、長く上手に遠距離恋愛を続けて行くには相手の都合もちゃんと考えてあげる余裕が大切だと思います。
20代前半で遠距離恋愛をした末、分かれてしまいました
