23歳男 遠距離恋愛を舐めてかかり、完敗しました

私が23歳の頃の話です。


大学3年から付き合っていた彼女と、就職を機に、遠距離恋愛となりました。



私は東京、彼女は広島に住むことになりましたが、私たちはそれほど、心配していませんでした。



偶然がきっかけで、知り合って付き合い始めたので、お互い「運命の人」と思っていましたし、2年が過ぎても、倦怠期とは無縁で、少々の困難はなんてことないと思っていました。



実は私は密かに、2年くらいして仕事に慣れたら彼女に結婚を申し込むつもりでした。



距離は離れてしまいますが、新幹線で一本で行くことができるし、電話やメールで常に連絡が取れるから、寂しくても我慢できるからと、お互い励まし合いながら、遠距離恋愛がスタートしました。



私は大学の頃から、一人暮らしをしていたので、生活自体はすぐに慣れることができましたが、仕事に慣れるまではかなり苦労しました。



仕事はファミレスの社員でした。


居酒屋でアルバイトしていたので、どうにかなるだろうと思っていましたが、全くどうにもなりませんでした。


毎日、店長やアルバイトに怒られ、ダメ出しをされ、毎日クタクタになっていました。



初めの頃は、そんな苦労を彼女に悟られないように、敢えて笑い話ばかりしていましたが、2ヶ月、3ヶ月と続くと、それも段々辛くなっていきました。


仕事でも神経を使い、仕事が終わった後も彼女の気を使う生活に疲れてしまいました。


徐々に彼女に八つ当たりをするようになり、ケンカが増えていきました。



彼女も朝早いのに、私の仕事が終わるまで待って電話しているのに、八つ当たりをされて辛かったと思います。



電話する時間がなかなか取れないこともあり、主にメールでやり取りをしていましたが、メールでは細かいニュアンスや気持ちを表現することが難しく、より一層ケンカや気持ちのすれ違いに拍車をかけていました。



もし遠距離でなければ、会って心行くまで話し合うことができたも思います。


しかし、遠距離では不可能です。



お互いの気持ちのすれ違いを修正することができず、半年後、激しいケンカの末、別れることになりました。



会えないということがこんなに、状況を難しくするとは思っていませんでした。


そしてメールが決して万能ではないということを痛感しました。



遠距離恋愛をする場合、そうでない場合以上に相手の事を考え、慎重に行動しないと、ケンカになった時などは、修正が難しくなります。



余程の覚悟と相手を思う気持ちがなければ、影響恋愛は成立しないと思います。

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